06年度秋学期情報基礎演習第七回

スライド発表
最新のWebサービスを知る(Google MapとGoogle Earth




ネットワークサービス基礎

情報テクノロジーを活用する

インターネットを利用したテクノロジーを使っている人と、使っていない人の間で、すでに大きな情報格差があるのではないかといわれています。知っている、使えている人にとっては、ほんの数分で済んでしまうことが、旧来のツールしか知らない人にとっては、その何倍も時間や労力がかかることは、珍しいことではありません。当然ながら、旧来のツールでは不可能な(または現実的ではない)ことも多々あります。

今回からは、少し時間を割いて、インターネットにおけるいくつかの最新のサービスを紹介します。決して活用するのに難しいものではありませんし、使えば便利だと感じることと思います。このようなツールを使いこなしていくことで、皆さんがインターネットの利用に積極的になっていっていただけたらと思います。

Googleマップ日本語版とGoogleEarth

今回は、「Googleマップ日本語版」と「GoogleEarth」を紹介します。

皆さんもご存知のとおり、Google という会社は、検索サービスのトップです。その会社が地図サービスを提供した結果が、Googleマップ日本語版です。このサービスでは、住所からその周辺の地図を表示するだけでなく、その地域の店舗やサービスを場所情報を含めて表示してくれます。

まずは自宅や職場近辺の地図を確認し、その上でどんな店舗が地域のどこにあるかを探してみてください。このように、最近ではオンラインのサービスが「現実の」私たちの生活に入り込んできていることがわかるでしょう。

さらに既存のサービスと組み合わせて新しいサービスを構築する「マッシュアップ」という技法を利用して、世界中でGoogleマップの仕組み(GoogleMaps APIといいます)を利用した様々なサービスが展開されています。例えば、
クネヒト
という会社のサービスでは、GoogleMap上に様々な情報を重ね合わせるという新しいサービスを提供しています。

さらにGoogleEarthは地球をブラウズするための単体のアプリケーションです。「地球をブラウズする」というのはあまり実感が沸かないかもしれませんが、要するに非常によくできた「バーチャル地球儀」です。上記のGoogleMapsよりもさらに詳細な衛星写真で作られた地球儀の中を自在に飛び回ることができます。さらに高度データも含まれていますので、山や谷などの地形についても再現がなされています。

GoogleEarthは、これらの膨大なデータをコンピュータ本体(ローカル)に置くのではなく、地図データをストリーミングして表示するという仕組みで実現しています。

参考


参考文献

課題

発表への質問

  • 来週までに各人、発表した人の日記に対して意見感想質問をまとめ、コメントを行うこと。
  • 先週発表した発表者は、来週までの間に日記に質問等のコメントをまとめ、自分のプレゼンテーションの内容に反映しつつ回答等を行う日記を書き込むこと。